黄色い花柄のOrchidéeドレス

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今月は何やかんや忙しくしていて、もっと頻繁にブログを更新するつもりだったのに気がつけば3週間ぶり。

スローペースでもちょとずつ投稿していきます!今日見てもらいたいものは、この夏すっごくお気に入りとなった1着。

私のこれまでの洋裁人生の中で一番素敵なものが縫えたかもしれません。

 
 

パターン:Orchidée Dress by Deer and Doe

布布:Blackbird Fabricsで購入したコットンローン

この布は頻繁に利用するカナダのオンラインショップで購入しました。イエローの色合いと繊細な柄が気に入って。

マスタードって好きな色合いですが、秋冬っぽくなりがちですよね。これは同じマスタード系の黄色ながら白が入ることでぐっと春夏っぽい!

手元に届いた時、繊細でロマンティックなデザインのワンピースにしたいなぁと思いました。

 
 

パターンの変更点

今回使用したOrchidéeというパターンは、Deer and Doeというフランスのインディーパターンメーカーが出しているもの。型紙はフランス語か英語で購入できます。

このワンピースのパターン、前からいいなぁと思っていたんです。でも、肩、袖、バスト周りなどにギャザーがたくさんあってボリュームのあるものは、上半身ががっしりしている私はいつも避けがち。ギャザーの寄った上半身にキュッとしたウエストベルトというデザインも、さらにバスト周りを強調してしまうのでは?となかなか挑戦できずにいました。

でもエレガントな風貌がこの生地に絶対合うと思ったんですよね〜。だから何とかして上手いこと工夫できないものかと考えてみました。

幸運なことに、前身頃の肩部分のギャザーをなくすチュートリアルを発見。チュートリアルはフランス語なんですが(フランス語は全くできません)、写真がたくさんあるので何とかなりました。Google翻訳とか使ってみてもよかったのかも。

この前身頃の肩部分のギャザーをなくすだけで、かなりスッキリとした印象になります。この方法、覚えられてよかった!ギャザーたっぷりすぎて避けていた他のパターンにも挑戦できるかも。

次に変更した点は、前あきの深さ。結構ざっくり深く開いているデザインだったので、8センチほどあげて開きを控えめにしました。

さらにスカートの分量も調整。たっぷりフレアが入っているスカートはワイド幅の布を使うか、無地で横向きに取るかしないと裁断できないデザイン。今回使用した布は方向性のある柄のシングル幅。シングル幅でも取れるよう、フレアを減らしました。(それでもかなりフワッとする分量はあるので、背が低い私にはこれくらいでちょうどよかったかも!)

もっと細かな変更は、swayback補正(日本語でこの補正は何というのでしょう)と、スカート丈の調整。

サイズ選びにも気を使って、あまりピタピタしないサイズを選びました。いろんな方の作品例を見て、ウエストベルトの部分をピッタリにしすぎると、バスト部分を強調してしまうかなと判断。(着心地もあまり良くないですしね。)

予想外だったのが、後ろにも入っているギャザー。これがかなり可愛い!し、ギャザーが入ることでのっぺりするのを防いでくれ、広い背中をむしろ誤魔化してくれる気がします。

 
 

もうひとつアレンジしたのが、この前開き部分の当て布。(という言い方でいいんでしょうか?)ただの長方形に縫った布なんですが、前合わせの重なりが浅いため中がチラ見えしないようつけておきました。

 
 

インスタグラムにちょろっと写真を載せた時、ボタンに反応してくださる方が何人かいらっしゃいました。このくるみボタン、素敵なデザインですよね〜!

パターンだとウェディングドレスのくるみボタンをかけるのに使うような、コード状になったループを推奨されていたんですが、いい感じのものが見つけられず。共布でループも作りました。

ループを縫い付けるのがちょっと面倒だったのですが、Deer and Doeのチュートリアルを見ながら慎重に縫っていきました。

くるみボタンも共布で。少し目立たせるために白い柄の部分を中心に使いました。

Orchidéeは袖以外は裏地付きとなっています。左サイドにはコンシールファスナー。くるみボタンは一応開閉はできますが、ほぼ飾り。

ボタンは使用することなく、ファスナーだけで着脱できるようになっています。(コンシールファスナー、ひっさびさだったけどなかなか上手くできて満足。)

いつもはペチコートやペチワンピ(最近ってスリップとはいわずペチワンピというのが主流のようですね。確かにスリップって古臭く聞こえるかも)を着ることが多いので、あまり裏地付きのワンピースって作らないのですが。今回は型紙の指示通り裏地をつけて正解。

黄色いコットンローンが薄手&透け感もあるため、裏地をつけた方がワンピース自体がよりしっかりしました。

上身頃は着心地を考えて東レのクールビズライニング、スカート部分は滑りの良さを考慮してキュプラを付けました。

裏地もつくし、ギャザーもたっぷり入っているデザインですし、薄手でしなやかな生地がこのパターンには向いていると思います。

今回選んだ薄手のコットンローンもぴったり。お洗濯後、ほぼアイロンなしで大丈夫なのも正解でした。リバティのタナローンとかでも絶対素敵なはず。

あちこちギャザーが寄っていて、フワッとした袖も特徴なので、アイロン必須な生地はあまり向かないかも。パフスリーブを潰さないようにアイロンかけるのって難しいですよね。スカートの裾だけチャチャッと軽くアイロン、程度なら大丈夫。

 
 

そしてサイドポケットも一つつけておきました(パターンは元々ポケットなし。)左側はコンシールファスナーがあるので付けたのは右側だけ。

コンシールファスナーもポケットも両方つける方法はあるはずなんですが…

今回何年か振りにファスナー有り&裏地有りのワンピースを作ったのと、くるみボタンのループなど普段あまりやらない作業が多くて。これ以上複雑な工程にしたくなくてポケットは右側だけでシンプルにしておきました。

 
くるみボタンがついた黄色い花柄のワンピース
 

何だか書きたいことが多くてなかなか長い投稿になってしまいました。

このパターンは「1日ソーイング」みたいにスピーディーにできるものではなく、じっくり大切に仕上げたいデザイン。

ちなみに、YouTubeにて動画で作り方手順を確認できます。こういうの嬉しいですよね。

そうして大切に仕上げたワンピース、ものすごく気に入りました。

 
くるみボタンがついた黄色い花柄のワンピース
 

この大きめの袖、肩幅が広い私が着て大丈夫なのか不安ではありましたが、そんなに心配しなくても大丈夫だった気がします!

すごくゆとりのある袖なので、腕の動かしやすさにまずびっくり。袖口のゴムをあまりきつくしなかった分、風通しが良くて夏も快適です。

肩幅が狭く見えるかといえばそんなことはないですが、かといって変に強調しすぎることもなく。自前の肩幅ではなく、袖のボリュームなんです!みたいに見えないこともない。

 
くるみボタンがついた黄色い花柄のワンピース
 

あまりピタピタさせたくなかったとはいえ、若干ゆとりを入れすぎたかな?写真だと気になりませんが。

ゆとりある分、着ていてかなり楽な仕様にはなったので不満はないですが、次はもう少しだけフィッティングを微調整しようかな。

この写真だと途中で切れているので良くわからないと思うのですが、全身で見るとちょっと上半身が長い(ウエストの位置が実際よりも低く見える)印象を受けるんです。

背が低い分、前身頃をもう少しだけ短くしてもよかったかも。それか、ウエストベルトの幅を狭くするのでもいいかな?もうちょっとウエストの位置が上に見えるような微調整も加えたいと思います。

そんな感じで、次回調整したい部分がいくつかあり、決して完璧なフィットというわけではないけれど、そんなことはもはや関係ない位とっても好きなワンピースとなりました。

今まで尻込みしていたデザインに挑戦できたことも嬉しかったですし、着ると自分に自信が持てるような、特別な1着となりました。

それまで諦めていたデザインが着られるようになるってこんなにも嬉しいことだったなんて。

また縫うのが楽しみなパターンとなりました。

Jul 28, 2022

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