日本旅行2016 東京編

毎回帰国の際は東京へ2、3日滞在することが多いです。観るもの食べるもの買うものもたくさんあり、学生時代の友人も住んでいるので。

今回は日本についてすぐ一泊(夜着のフライトで日本につき、翌朝のフライトで北海道へ行くため。)、途中日帰りで1日(毛糸屋さん巡り)、カナダ帰国前に2泊、という感じ。

まずは日帰りでの毛糸屋さん巡りをした時の事から。もともと編み物は好きですが、今カナダのローカルな毛糸屋さんでソーシャルメディア管理と写真の仕事をさせてもらっていることもあり、出かけ先で毛糸屋さんを見るのが楽しみの一つになりました。

編み物の世界って結構ディープで、ローカルな毛糸屋さんはそれぞれに特色があり扱っている糸なども面白いものが多いんですよ。

(店内の写真はお店のスタッフさんに聞いて許可を取り、他のお客さんの顔などが写らないようにしました。)

1軒目はその名もKeito。日本ヴォーグ社が世界中から集めた毛糸を販売しているお店。スタッフさんも手編みのものをすごくおしゃれに身につけてらっしゃいました。

続いてはパピーのお店。編み物をする人なら知っているであろう有名国産メーカーです。パピーのお店では、半分がパピーの毛糸、もう半分はRowanの毛糸というラインナップでした。

続いてはアヴリル。ここのお店の糸は全てコーン形状になっており、量り売りをしています。ウェア用のシンプルな毛糸もありましたが、それよりもいろんな素材で作られた小物用のカラフルな糸がメインという印象でした。

最後はMoorit。東京駅近くのKitte内にあるとってもおしゃれなお店。海外メーカーが多かったように思います。

こんな感じで東京中心部の毛糸屋さんを4軒回りました。

日本に住んでいた時は、ユザワヤ等の大型チェーン店でしか毛糸を買ったことがなかったので、チェーン店ではない個性的なお店を見て回れたのはとっても楽しかったです。(と言いつつ今回行きそびれたユザワヤにもまた久しぶりに行きたいw)

Keitoでは職場のボスへのお土産として、日本のローカルな手染め糸を購入しました!とっても喜んでもらえました。

 
 

余談ですがKItteのクリスマスツリーのレベルがかなり高かった。

Kitteってモール自体もごちゃごちゃしておらずすごくおしゃれな造りですね。東京駅隣という立地だからか、安っぽくない上質そうな和っぽいお土産やさんのような店舗もあって、機会があればまたじっくりみて回りたいモールでした。

日帰りで行った毛糸屋さん巡りですが、元々は友人宅に一泊して次の日デザインフェスタに行く予定でした。ですが、地元周辺編でも少し触れたように、夫がこの時体調が悪く大事をとって日帰りで地元に帰ることにしました。Sちゃんごめんね〜理解してくれて優しい言葉をかけてくれてどうも有難う。次の帰省では必ず!

本来は翌日行くはずだったイベントが吉祥寺でありまして。

数年前からブログやインスタグラム等で仲良くさせていただいている、スウェーデン在住の布作家さんKeikoさんをはじめとするクリエーターの皆さんで開催されたPresentというグループ展。

日帰りで帰るならば今日行っておかなければと思い、前述の毛糸屋さんアヴリルが吉祥寺だったのでその際に立ち寄ることにしました。

イベント会場の建物があいにくの外観工事中で見えにくいかもしれませんが、ウィンドウもとっても可愛くディスプレイされていました。どんな内容だったかはPresentウェブサイトをご覧くださいませ。

伺った時ちょうどワークショップ中だったのですが、keikoさんにちょこっとご挨拶することもできました♪ 直接お会いするのは初めてだったのですが、何年かネット上でやりとりしているのでとても不思議な感じ。

とっても気さくで暖かい方でした!カーディガンにカラフルなワンピース、黒いタイツに黒いブーツ、ボブ風の髪の長さ…と並んで撮った写真に共通点がたくさんでなんだか嬉しかったり。

お写真撮りますよと声をかけてくださった、優しいワークショップ受講者の方もどうもありがとうございました!

吉祥寺ついでに、Check & Stripe にも立ち寄りました。ここも毛糸屋さんアヴリルから徒歩でかなり近いところにありました。

素敵なリバティ生地がたくさん並んでいて…私が住んでいる地域ではリバディを扱う実店舗の布屋さんがほぼないこともあり何か購入しようか悩みましたが、セールなどではなかったのでやはりそのお値段に躊躇し、すでにオンラインストアでいくつか布を購入していたことと、また後日日暮里に行く予定があったのでぐっと我慢しました!

夜になったら、東京で別行動をしていた家族と合流、みんなで帰路につきました。


地元でまたしばらく過ごしたのち、時は飛んでカナダ帰国直前にまた数日東京に滞在しました。

目的はひっさびさのディズニーランド!

東京ディズニーリゾートに最後に行ったのは、2012年のディズニーシーが最後だったのでランドはもしかしたらカナダに移住してきてから初めてかも。だとしたら8、9年ぶりくらい?前回の帰省時(2014年)に行く予定だったのですが、東京滞在中だけずっと大雨で行けなかったのですよね。

今回は1日天気ももち、風などもなく、満喫できました!夕方から曇ってしまったけど、穏やかな天気だったのでパレードやショーも中止になることがなく、目一杯楽しめました。平日だったこともあり、どのアトラクションも待ち時間が短くてよかったです。

久しぶりすぎて新しくなっていたアトラクションもあったり、見慣れたはずのエレクトリカルパレードも新しいフロートが増えていたり…。何歳になっても舞浜に着いた瞬間はしゃぎたくなるのはディズニーマジック以外の何物でもないですね。笑

最後の花火とプロジェクションマッピングのショー、ワンス・アポン・ア・タイムもしっかり観れました。ワンス・アポン・ア・タイム、想像以上にすっごく良かったです。夢中で見入ってしまいました。要抽選の中央観覧エリアではなく、もっと後ろの普通のエリアで見ましたが問題なくちゃんと見れました。

ほぼ一日中遊びまわってクッタクタ、その夜は爆睡しました。笑


ディズニーランドへ行った翌日は!こちらも待ちに待った日暮里!以前から繊維街に行って見たかったのですが、行きそびれており今回ついに実現。

思ったより静かな街なんですね、日暮里。私は昔ちょこっとだけ東京に住んでいたのですが、その時は東京のどちらかというと外れに近い方に住んでいました。だから住宅街で結構静かだったのですが、そんな雰囲気に似ていて。私は好きです、こういう人の生活が感じられる東京。

もうスーツケース容量(重さ)が結構限界に近かったのですが、パッキング得意な夫がなんとかすると言ってくれたので、布も購入!こちらも別記事でまとめて紹介させてください。

評判通り、ありとあらゆる裁縫に関する素材が揃っている街ですね。いつもなら欲しいものが何もないと店内をウロウロするのに、日暮里では欲しいものばっかりでどうしていいかわからない!とウロウロしました。笑

日暮里の駅付近で見つけたもみじ橋。だから何という感じなんですが、もみじ恋しさにもみじというキーワードに反応してしますʕ•ᴥ•ʔ

 
 

日暮里を後にした後は、ソラマチに行きたいという夫の意見でスカイツリーへ。ジャイアンツの公式ショップをみたかったんだそう。

ソラマチは他にも日本っぽいもの、海外からの旅行者のお土産に良さそうなものがたくさんあるので面白いですよね。ポケモンショップの規模の大きさに夫は驚いておりました。笑

スカイツリーは以前登ったことがあるので今回は外から見るだけにして、ソラマチをぶらっとした後はスカイツリー敷地内にあるすみだ水族館へ行って見ました。

ちょうど蜷川実花さん作品とのクラゲ展示もやっていましたよ。

ここの水族館、とっても気に入りました。決して大きな水族館ではないですし派手な造りでもないので、よく見ないで回ったら"あれ?たったこれだけ?”と思うかもしれません。

でも一つ一つの見せ方が上手で、館内のデザインもモダンで、落ち着いてじっくり見て回るとすごく魅力的。都内に住んでいたら年間パスが欲しいかもと思ったほど!

地味になりがちな藻や水草の水槽も、よく見ると藻を綺麗にしてくれる小エビや小魚がたくさんいて、配置がうまいのかそれぞれの動きがすごく良く見えるんです。個人的に小エビを見るのが大好きなのでここ長居しました〜。

クリック拡大していただくとよく見えると思うのですが、ペンギンエリアも広々をしていていいですよね。スイスイと空を飛ぶように泳ぐペンギンの姿はまさに癒し。

オットセイの館内散歩時間もあったりして、間近でオットセイを見ることもできちゃいました。

大満足で水族館を後にしたら、ソラマチに戻って夕食を。噂ではいつも混んでいるという回転寿司が並ばずには入れたので、帰る前にもう一度お寿司♪ お店を後にすることにはかなりの列ができていました。


東京最終日(=日本滞在最終日)。夜のフライトまで時間があったので、スヌーピーミュージアムへ。

小学1年生の誕生日のプレゼントに好きなものを選んでいいよと母に連れて行ってもらったお店でウッドストックに出会ってから、ピーナッツの仲間たちが大好きな私。

癒される可愛らしい見た目に、ピリッとユーモアが効いた内容、自分のことかなと錯覚するようなゴロゴロしたり食べたりするのが好きなスヌーピーの発言の数々。

ここもすっごく良かったです。展示ルームがシンプルなんだけどコミックの中にいるような可愛らしいデザインがあちこちに施されていました。とても素敵な空間で、ピーナッツ誕生の頃からのお話を追っていたら、じわっとくるものがありました。

連載当初のスヌーピーは今よりももっと子犬に近いフォルムで、それを見ていたらまたしてももみじへの恋しさマックス。

チケットブース周りと、展示ルームの最初のお部屋のみ、写真撮影が可能でした。

“Happiness is a warm puppy”という一節は私のツボを刺激してやまない言葉。幸せはあたたかい子犬。この復刻版の本、持ってます。

じっくり見て回り、しっかりお買い物もして、それでもフライトまでだいぶ時間があったので、夫の希望で上野にある国立西洋美術館に行くことに。常設展のみを閲覧しました。

 
 

美術は全く詳しくないので(でも美術の授業は大好きでした)、どうやって鑑賞するべきかも全然わからないのですが、美術館の雰囲気って好き。

名作には美術に鈍感な私にでさえ響く何かがやはりあって、ところどころ立ち止まってじっと眺めてしまう作品もたくさんありました。一番夢中になって見入ったのはアンティーク(?)の宝石だったけど。笑 紀元前の指輪が目の前にあるなんてすごすぎる!

上野公園でとった写真。偶然、黄色、赤、緑3色の葉っぱが写り込んでました!


こうして私たちの日本滞在はおしまいになりました。最後に羽田空港のつるとんたんで〆!

今回の旅も大充実したものとなりました。

北海道に家族で旅行したり、実家でできるだけみんなで集まって夕食をとったり。義兄(姉の旦那さん)も仕事が忙しい中積極的に実家へ来てくれて、人となりをもっと知ることができた気がします。家族が増えるって素晴らしいね!離れている分、時に私が力になれないこともあるので、姉のこと、宜しくお願いします(๑˃̵ᴗ˂̵) 

今回家族と行動することが多く、家族といると何をするでなくても、なんだか守られているようなそんな気がしました。育ててくれた両親や、一緒に育ってきた姉、今一緒に暮らし一番近くにいる夫、そんな人たちに囲まれている時がやっぱり一番心地いいのかもなんて思ったり。

反面、友人とあまり会えなかったのは唯一心残りかな。直前まで予定が決まらなかったり夫の具合が芳しくない期間があったり(悪化しなくてよかったです)で、こちらから積極的に連絡することができませんでした。次帰省する際には連絡しますので遊んでください! でも偶然イオンで学生時代の友人にばったり会えたりしたのは嬉しかった。またゆっくり会おうね〜!

帰りのフライトは、向かい風追い風の影響で、行きよりも2時間ほど短い約8時間。その後バンクーバーでカナダ国内線に乗り換え。

たった2時間でもこの2時間ってすごく大きくて、帰りはフライトがあっという間に感じます。フライトかなり苦手なので嬉しい〜。帰りは"超高速!参勤交代"見ました〜。2も観たかったけど途中眠ったりしたので時間切れ。

 
 

私たちが帰ってきた翌日から、すっごく寒くてマイナス20台が軒並み並んでいて時にマイナス30度、強風で体感温度はマイナス40度なんて日もありました。来週からやっと少し寒さが緩むそうです。

もみじとも再会。

今回も信頼する友人夫婦に預かってもらいました。旅行前はいつも、もみじを置いて行きたくない!旅行なんて行きたくない!って思うほど後ろ髪引かれるので、信頼できる人に預かってもらえるのは本当に感謝しかありません。時々預かりあっているので、友人宅のシーズーちゃん2匹ともかなり仲良くなってきました。姉御肌の子はもみじを守るような姿勢も見せてくれたようで、もみじも彼女の"群れ"に迎え入れてもらえたようです。

Dec 19, 2016

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